「眠りの深さ」と高齢者の断酒のすすめ
SLEEP & SOBRIETY
飲酒と
「眠りの深さ」の関係
〜高齢者の断酒のすすめ
Yoshio Maki
酒を飲むと寝つきがよくなる・・長年そう信じていた。
酒を飲むと寝つきがよくなる・・長年そう信じて飲んでたけど、嘘でした。
近年のスタディ(研究)で、酒(アルコール)は眠りを浅くし、夜中の目覚める回数を増やし、睡眠の質を確実に下げる事を知りました。
酒と睡眠の相性は、酒を飲まないと寝むれない、ぢゃなくて、酒を飲むから眠れないが本当でした。
一晩眠れば翌朝には抜けたアルコールが、還暦あたりから、目覚めがイマイチ。
アルコールが体に残るようになり「自分の脳と内臓は、昔のように酒を歓迎していないのだな・・」と体感するようになりました。
で、下記の著名な医師やジャーナリストたちが、異口同音に「酒は体にとってはっきり危険だ」と断言・・
その道の専門家諸氏がここまで言うのなら、と・・、ソバーキュリアス(Sober Curious)な生活習慣を試してみることにしました。

ソバーキュリアスな生活で眠りが、深くなった
夜中に必ず(排尿で)目が覚めるのは、高齢者の宿命だと思っていましたが・・
飲酒の習慣をやめてから2ヶ月目ぐらいから、朝方まで5〜6時間、ストレートで眠れる日が増えました。(トイレ無し)
酒は寝つきを助けても眠りを壊し、頻尿の原因であったかも知れません。翌朝の排尿はもとより、何年も忘れていた翌朝の「スッキリ感」は最高です。
手首の相棒 Apple Watch は、嘘をつかない
Apple WatchでAutoSleepというアプリを使って、自分の「深い眠り」のデータを記録しています。
毎朝、前の晩の眠りが深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠・目覚めに色分けされて表示されます。
冠婚葬祭、訪日の時に飲酒した夜などは、眠った気でいたが、じつは体をろくに休めていなかったと、数字が静かに教えてくれます。
Apple Watchに表示された眠りのグラフが正直すぎて、「やっぱりな・・」と納得する。この「睡眠の質の可視化」にはとても重宝しています。

高齢者にやさしい〜Apple Watchの見守り機能
長年、Apple Watchを着けてきて、「眠りの記録」以外に助けられていることがいくつかあります。
心臓の異変を教えてくれる:
脈の乱れや、速すぎる・遅すぎる鼓動を感じ取ると、その場で知らせてくれます。手首で心電図を取り、そのまま主治医に見せることもできます。
転倒を感知して助けを呼ぶ:
家の中で転んで動けなくなっても、強い衝撃を感じ取り、しばらく返事がなければ、自分で電話できなくても自動で救急(911)に通報し、家族に居場所まで知らせてくれます。
転倒時にApple Watchの感知機能に応答しないでいると、マジで救急隊が来ますので、ご注意を!
高血圧の兆しを拾う:
最近の機種は、何週間ぶんもの心拍の記録(手動で入力)から高血圧の傾向を見つけ、「一度お医者さんに相談を・・」とそっと促してくれます。
残念ながら、現時点でApple Watch単体で血圧や血糖値を「測定」できるアプリは、医療的に信頼できるものはありません。(参照元: American Heart Association, Hypertension 誌「Apple Watch for Hypertension Screening」 https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/HYPERTENSIONAHA.125.26031 )
飲まない夜のほうが、深い眠りにつける・・。毎朝 起床時にApple Watch の記録を眺める事が、僕の「眠り生活」の習慣になっています。
※掲載前に、各データの最新版および相談窓口の連絡先を公式サイトでご確認ください。