母の命日に〜森進一さんのファミリーヒストリーと、私の知らなかった母の少女時代

06/02/2026

母が召天して、5年の歳月が流れました。命日の頃にたまたま観たNHK「ファミリーヒストリー」――森進一さんの回が、思いがけず、私の母方のルーツと重なっていきました。知らなかった母の少女時代に思いを馳せた、ある一日の記録です。

母に捧げた花

母が召天して、5年

母が召天して5年が経ちました。命日に訪れた両親の墓があるヴェンチュラの霊園は快晴。チャンネルアイランド(Channel Islands)ハーバーから、気持ちの良い海風が吹いていました。

NHK「ファミリーヒストリー」で観た、森進一さんのルーツ

母の召天記念も間近だった某日、TV-Japanで森進一さんのファミリーヒストリー(NHK)『森進一〜絶唱の原点 苦難を乗り越え〜』を観ました。

生前、母から「森進一さんのお母さんは、女学校の一級上の先輩だったのよ・・」と聞かされていたので、興味津々で観入ってしまいました。

母方の祖父母も、鹿児島から朝鮮半島・清津へ

僕の母方の祖父母も、森さんのファミリー同様、戦前に鹿児島から朝鮮半島の清津(チョンジン)に渡って、貿易の仕事をしていました。母と叔父は清津生まれで、終戦前年の昭和19年にはじめて日本国内に戻った、いわば帰国子女でした。

話には聞いていた、母が少女時代を過ごした場所と当時の暮らしが、番組の中で鮮明にビジュアル化されていく。森進一さんのファミリーヒストリーが、あたかも自分自身のファミリーヒストリーであるかのように感じられて、画面から目が離せませんでした。

もっと聞いておけばよかった――母を偲んで

母の命日も近かったせいか、感情移入も甚だしく。「もっともっと、当時の話を聞いておけば良かった・・」と、不覚にも涙腺崩壊の巻・・。

LAの片隅で、母と暮らした20年余の素敵な日々を思い起こしながら、今年の母の召天記念日は、例年よりも少しゴージャスな花を捧げ、亡き母を偲びました。