異教徒からのクリスマスメッセージ

カリフォルニア・ライフ,クリスチャニティ

クリスマスイヴはウエストLAの日系マーケットまで、今夜のクリスマスディナーの買い出しに行きました。

フリーウェイ、街、マーケットもパンデミック前のような年末の喧騒。どこもかしこも混雑&渋滞なのに、なぜか心がウキウキしていました。

買い物が済んで、ウエストLAの老舗ラーメン屋へ。この店の名物、タンメンを食っていたら友人で浄土真宗の僧侶、善念さんから下記のことが書かれたメールを受信しました。

聖なる夜は静かでした。流石にお客さんもすくなく常連さんにいただいたケーキを食べた。冷たい雨が降ってきて、クリスマスを祝うような景色ではなかった。

随分前にある牧師が僕に教えてくれた、イエスは馬小屋で生まれたんだ、見捨てられたような馬小屋でそれを祝福したのは、身近な人でもなく、異教徒達や全く関係のないような人達だったと、この話しがわたしは大好きだ。

私のように家族に見放されて疎まれて、生きて来た人間にとっての救いになるそしてこの異教徒のエピソードがまた自分自身に重なる。

私も子供の時から今まで、私を救ってくれた人や見放さなく助けてくれるような人はいつも異教徒であり、全く関係の無いような人が憐れんで寄り添ってくれてきた。

だから私の宗派とか宗教のジャンルによっての垣根はどんどんなくなってきた。最後は裸の人間と人間の関係でしかない気がしている、背景にある余計なものばかりにこだわると、本質を知らぬまま虚しく死んでいくのだ。【続きを読む】➡️ https://zennen.net/merry_kurushimimas/

出会い頭、不意にチョーパンをくらったかのような、異教徒からのクリスマスメッセージに不覚にも涙腺崩壊・・、タンメンが塩っぱくなりました。

どんなに偉いキリスト教聖職者のクリスマスメッセージよりも深い感動と「あなたの隣り人(びと)を愛せよ・・」イエス様の愛の真髄を届けてくれた、善念さんに心から感謝。

2021年クリスマス。「メリークルシミマス」メッセージは最高のクリスマスプレゼントとなりました。

皆様、メリークリスマス!

 

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