その場主義の肉食動物 | コヨーテ

06/01/2026

コヨーテ_yoshio_journal

夕べは明け方まで仕事。で、午前7時ごろ寝て目が覚めたら午後2時でした。脳はいまだ東京に滞在中のようです。

明日からけっこう仕事のアポが入っているので、いつまでもこの状態ではいけません。で、もーれつアタボーな脳と気持ちを振り切って、バルボアパークでジョギンク。

陽も陰った夕方の公園内をジョギングしていたら、わんこのような、キツネのようなものに遭遇、恐る恐る、近づいてみたらなんとコヨーテでした。

以前、ヨセミテでコヨーテと遭遇したことがありましたが、人間には興味がないらしく無視されましたが、今日も完全に無視されました。

それにしても、夕暮れのバルボアパークで野生のコヨーテとばったり、というのは、何度経験してもドキッとするものです。犬よりほっそりとして、耳はピンと立ち、毛は砂色。目だけがやけに鋭くて、こちらを一瞥もせず、悠然と茂みへ消えていきました。

襲ってくる気配など微塵もない。けれど、あの「お前なんぞ眼中にない」という態度が、かえって野生の余裕というか、貫禄のようなものを感じさせるのです。観光客で賑わう公園のすぐ裏に、こうして彼らの世界がちゃんと息づいている——アメリカの自然の懐の深さを、あらためて思い知らされます。

家に帰り、コヨーテの生態⬇を調べていたら・・・

コヨーテはその場主義の肉食動物で、ウサギやリスのような小さなほ乳動物を捕まえるのに、さまざまな方法を使います。単独で小さな餌食を狩る場合でも、もっと大きなシカやポニーに対してするように、徒党を組むこともあります。コヨーテは自分の餌食を追うのにすばらしい嗅覚を使いますが、20~30分もあとをつけたあげく襲いかかることもあります。長時間にわたる狩りでも、スタミナにおいて優れていて、獲物が疲れはてたところを襲いかかります。【コヨーテの生態】

てなことが書いてありました。

たしかにバルボアパークには野ウサギやリスがわんさかいます。てことは、その場主義の肉食動物のコヨーテは、さしずめ渋谷あたりに生息するナンパ師ってとこでしょうか。

しかも調べによれば、コヨーテは20分も30分も執念深く獲物の後をつけ、相手が疲れ果てたころを見計らって、すっと忍び寄るのだとか。これがまた、いかにも手練れのナンパ師の手口・・?

いきなり声をかけるのではなく、じわじわと間合いを詰め、相手が油断した隙を突く。なるほど、野生(コヨーテ)の狩人も渋谷の狩人も、基本的にやることは同じなのかもしれません。

ウサギさん、リスちゃん、そして夜の街を行くみなさん。暗い夜道と、その場主義の肉食動物の甘い言葉には、くれぐれもお気をつけ下さいね。