Apple TV + ドラマ「PACHINKO」| カツ・アベ役 (Katsu Abe)でEP2、EP4に登場・・
2022年3月25日から、Apple TV+ オリジナル・ドラマ「PACHINKO」シーズン1の全世界配信が開始されました。僕はカツ・アベ役 (Katsu Abe)でエピソード2、エピソード4に登場いたします。
10年ほど前から始めた大部屋役者家業。7年目にして映画俳優組合(SAG-AFTRA)に加盟出来て以来、月に2〜3本オーディションが入っていました。
英語の台詞を覚えに切磋琢磨するも、メジャー・スタジオのオーディションは競争率が激しくて、やっとセリフのある役が取れたのがこのApple TV+ オリジナル・ドラマ「PACHINKO」でした。
撮影はコロナ禍の渦中2年前にソウル(韓国)とバンクーバー(カナダ)で行われました。
日々鍛錬し、いつ来るかも知れぬ機会に備えよ
エージェントからオーディションの通知が来ると、いつも息子(大学でクリエイティブ・ライティング(Creative Writing)専攻卒)にライン(台本)のアナライズをしてもらい役のイメージ作りを開始します。
英語のセリフは日本語訛り指定の時は唯ひたすらに音読して覚えますが、日本語訛りの指定がない時は、ネイティブ‐スピーカー(native speaker)の息子に自分のセリフを録ってもらって、耳コピ。
パンデミック以来、オーディションはセルフテープ(自宅で撮影)になったので、セリフが頭に入ったらワイフにセリフの相方をしてもらい、iPhoneで撮影。セルフテープをエージェントに送信・・てのがオンラインオーディションのルーティンワークです。
近年はすっかりファミリービジネス化しつつある、僕のハリウッド大部屋役者稼業ですが、こうして家族の支えがあって続けることが出来ています。
アメリカの映画業界は基本的にイコール オポチュニティー[equal opportunity]が原則。なので、所属事務所、エージェント、マネージャーとキャスティングやスタジオ(制作会社)の相関や力関係に拘わらず、僕のような無名大部屋役者にも公平にメジャー・スタジオのオーディションの機会が与えらていると思います。
日々鍛錬し、いつ来るかも知れぬ機会に備えよ 伴虚無蔵
上の伴虚無蔵氏の箴言を肝に命じ、「いつ来るかも知れぬ機会に備えて」日々精進して参りたいと思います。