70歳・アメリカ暮らし、健康寿命と明るい未来の話

健康寿命

僕の健康寿命は、あと何年なんだろう

自分の足で歩いて、好きなものを食べて、誰の世話にもならずに暮らせる年数。いわゆる健康寿命というものが、気になる年頃になりました。

65歳から74歳を、Young-Old(ヤング・オールド)、前期高齢者と呼ぶそうです。老年学での、学術的な区分だといいます。今年で古希(こき)になる僕は、ちょうどその真ん中にいる、というわけです。

福岡で姓名判断をやっている従兄弟がいます。その占いによると、僕は78歳、胃がんで逝くのだそうです。当たるも八卦、当たらぬも八卦。寿命なんてものは、天上の神さまの管轄で、僕が口を出せることではありません。ただ、近ごろ関心が移ってきました。

僕の関心は何歳まで生きるか、ではなくて。逝くまで、元気でいたい・・。

全米の男性の平均健康寿命を調べました。65.1歳、という数字が出ました。思ったより、短い。カリフォルニア州の男性は、平均で76歳ほどまで生きるそうです。2024年のデータで、男性76.2歳、女性82歳。妻のほうが、長生きします。僕を看取ってくれる人がいる。そう思うと、悪くないな、と・・妻にひっそり感謝・・。

未来が僕にやってくる

幼いころから50歳あたりまで、時間は過去から未来へ流れていました。ところが、この「古希」心待ちの69歳になってみると、未来が僕にやってくるように思えてなりません。

秒進日歩、とでも言いましょうか。この国(U.S.A.)のテクノロジーの変化は、目まぐるしいのですが・・。その恩恵も目まぐるしく、この前期高齢者にもちゃんと届いています。

長年スタジオで使ってきた音楽制作と映像編集のソフトにも、バージョンアップのたびに、AIが組み込まれてきています。Premiere Pro(Adobe)などの映像のほうは生成AIに力を入れ、ProTools(Avid)などの音楽のほうは、AIを用いたプロダクションの効率化に向かっているようです。どちらにせよ、これまでの手間が減る。嬉しいかぎりです。

サンタモニカ市(West LA)では、運転手のいないタクシーが走っています。歩道では、出前ロボット・ボックスがトコトコと動き回っています。

先月、お隣りの婿殿のTesla(テスラ)で野球を観に行きました。家からドジャース球場までのやく1時間、テスラはほぼ自分で走りました。運転手の婿殿は、ただ座っているだけ。驚愕の、ひと言でした。これなら高齢者の免許返納も、ブレーキとアクセルの踏み違えも、避けられる。そう確信した次第です。

毎月、年金から老人医療保険料(Medicare Advantage、別名:パートC)が差し引かれます。そのかわり、医療費はほぼ100%が保険でまかなわれる。64歳までは、毎月1000ドルのPPOの医療保険料払って、それでも20%は自己負担でした。あのころを思えば、夢のような話です。

従兄弟の占いが当たって、たとい78歳で胃がんで逝ったとしても・・上等、上等!愛する家族や友人が息災で、自分の足で立ってどこにでも行けて、うまいものが食えて、頭がしっかりしてれば、それだけ十分でございます。