アメリカの歯の治療費は高額でした。

03/15/2019アメリカの医療

歯痛・・奥歯が心臓になってしまった週末

先週の金曜日から奥歯がズキズキ。かねてより「この歯は神経治療が必要になるかもしれない」と歯医者さんに言われていたのですが、とうとう根っこが炎上してしまったようです。

ちょっと動いただけで、奥歯が心臓になってしまったかと思うほど、ズキンドキン、ズキズキ・ドキドキの激痛。四六時中絶え間ない痛みに我慢できず、以前にドクターに処方してもらったバイコディン(vicodin)を4時間おきに服用し、なんとか週末をやり過ごせました。

バイコディン(vicodin)は今アメリカで社会問題になっているオピオイドの一種ですが、服用して1時間以内で、それまでの激痛がウソのように消え去り、劇的に効きます。(マジでヤバイ処方薬ではありますが、2日間だけの服用で中毒(常習者)になることはありませんでした)

で、日曜日にかかりつけのリトル東京にある歯科医に電話。翌日の月曜日は休診日にも関わらず、朝イチで診て頂きました。本当にありがとうございました。

いつもより多めの麻酔を打ってもらって治療開始。そーとー根っこの炎症が酷かったようで、炎症部分に消炎剤を注入されたときは、あまりの痛さに涙が頬をつたっていました・・。

とりあえず痛みと炎症を抑える処置をして頂き、炎症が治る1週間後に神経治療のアポを取り帰宅。いやはや、オピオイドの世話にならざるを得なかった今回の歯の痛み・・。

キリスト者として、死ぬことの恐怖からは開放されているのですが、「痛み」からの解放(マネージメント)と「痛みのない死」への備えが、残りの人生のQOL(quality of life)の鍵のように思えてきました。

やっぱりアメリカの歯の治療費は高額でした。

歯痛以来、毎週リトル東京の歯医者さんに通っています。オピオイドの世話になるぐらい激痛だった奥歯の神経も死に絶え、神経治療が完了。来週、被せ物をして一件落着です。

アメリカ??の歯科医療と技工の技術は世界最先端と言われていますが、まさにその通りだと思います。

しかしながら、治療費も最先端で今回の治療、奥歯1本(神経治療+被せ物)で約2000ドル。歯の保険には入っていないので、今月は想定外の痛い出費でございます。

僕の母子手帳の友、寅さん(林裕之)は、東京千代田区で歯科医院を開業しているのですが、自由診療(保険は取り扱っていない)歯医者さんです。

こないだ電話で寅さんに「一体全体、寅さんの病院で奥歯1本、神経治療と被せ物でいくらチャージすんの?」と、尋ねたら「8万円ぐらいかな〜」の答え。

日本のセレブリティ御用達の歯科医院でもその値段。やっぱりアメリカの歯の治療費は高額でした。

昔から東京の人は足元(靴)を見て、アメリカ人は口もと(歯並び)で人を判断するなんてことを申します。

この年になっちまえば、人からどう思われようと関係はないのですが、前歯がなくなると歌えなくなるのでやはり前歯はインプラントになるのでしょうか?

この国で、R60世代からの歯の治療費はクルマが1台買えるぐらいの金額になってしまうようで、この先、歯の治療のための「インプラント・入れ歯ローン」を組まなければならない、一抹の不安が脳裏をよぎります。

考えられる選択肢としては、無保険でもアメリカの治療費の半額以下の日本で治療する事なのでしょうか・・!?

Yoshio

YoshioMaki.com/

03/15/2019アメリカの医療

Posted by Yoshio Maki