アメリカ政府機関閉鎖と空港警備
一部アメリカ政府機関閉鎖と空港警備
昨年の12月から一部アメリカ政府機関の閉鎖が続いています。
日本語のBBCニュースによると・・
政府機関の閉鎖により航空管制や入国審査、沿岸警備、司法捜査などの業務は、連邦職員数千人が一時的に無給で勤務を続ける。さらに多くの職員が一時休職の扱いとなる。
まぁ〜、とーぶん日常生活には影響がないよな〜と高を括っていたら、全米の空港警備のTSA(Transportation Security Administratio)職員さんも閉鎖により給料が支給されず、TSAの職員さんの人員も減少とのKTLA-5ニュースのツイート。エアポート・セキュリティの影響が懸念され始めているとの事。
で、本日はお日柄も良く日本に向けてLAX から旅立ち。息子が「TSAの人手不足で、空港のセキュリティエリアはカオスかも、早めに行ったら・・」との助言に従って出発の3時間前にLAX国際空港へ。
案ずるより産むが易し。予想に反して、昨日のLAX空港はいつもどおりのカオスでした(笑)。メディアが大げさに囃し立てるような混乱はなく。TSA職員さんの人員不足も感じられず、警備もしっかり。
今回はアコギを機内持ち込みで持っていたので、いつもより念入りに検査して頂きました(汗)。現在無給で働いておられる空港警備をはじめ、各政府機関職員の方々に心から感謝をした次第。
日本で喘息発症し、日米医療費の格差を感ずる
お陰様でおっさんデュオユニット、GINTE2の里帰りライブも盛況のうちに終える事が出来ました。
で、実は日本到着後すぐに持病の喘息発症。リハーサルで激しく咳込み、夜も咳のアタックで眠れず。こりゃヤバイ。ライブの演奏に支障ありと判断。親友の医療従事者に喘息専門のドクターを紹介してもらい受診。
諸々の検査の後、ドクターに「演奏中、喘息発作が出ないようにお願いします・・」と懇願。即効性のあるステロイド吸引薬と4種類の内服薬を処方してもらいました。
ちなみに日本の健康保険を持っていない外国人の僕の請求額は、諸々の検査込みで受診料が6千円。5種類の処方薬(2週間分)の値段が1万5千円でした。
日本在住の友人にこの医療費の事を話すと「高かったね〜」と異口同音に言われたのですが、アメリカと比較したら日本の医療費は安いです。
アメリカでアージェントケアー(Urgent Care:ERではない病院)を同じ症状で受診し、保険がなかった場合、受診料、検査費、処方箋薬、諸々で800ドル〜はかかっていたと思います。
ライブの演奏中に咳込みの発作が一度も出ないで歌えたので本当に助かりました。
喘息は僕の既往症なので、アメリカの旅行者保険がカバーしてくれるかどうかわかりませんが・・、ロスに戻ったらダメもとでクレームしてみるつもりです。
スメハラのない快適な日本のホテル
福岡でいつも定宿にしている天神(大名)のホテルはとても快適です。落ち着いたレトロな作りのロビー。懇切丁寧な接客サービス。部屋はけして広くありませんが機能的でお値段もリーズナブルです。
なんと言っても部屋の窓が手動で開け閉め出来るのが良いです。スモークフリーなカリフォルニアに住んでいると、自然にタバコの匂いに対して過敏体質になっています。
近ごろの日本のホテルは、窓が開けられない密閉型の部屋が多くて、新鮮な外の空気の入れ替え不可。禁煙ルームで喫煙する不道徳な輩も多々いるので、完全な禁煙フロアー型のホテルでないとタバコのスメハラ攻撃に悩まされます。
ホテルの窓を開け放し、眼下の天神の街を見下ろして深呼吸。喘息持ちの自分にはそれだけで救われる思いがいたします。お洒落な街、天神にある「プラザホテルプルミエ PLAZA HOTEL PREMIER」。おススメです。
Yoshio
京都でフランスの家庭料理 | Brasserie VAPEURS 三条新町
体調も回復。昨日は移動日で京都に夕方に到着。相変わらず京都はどこもかしこも外国人観光客で賑わっていました。
打ち合わせ終了後、夜遅くクライアントとふらっと行ったのが滞在先のホテルからほど近い、フランス家庭料理のお店「Brasserie VAPEURS 三条新町ブラッスリーヴァプール サンジョウシンマチ」(25時まで営業)。
フランス??料理ぢゃなくて、フランスの家庭料理ってのに反応。期待しつつ、前菜盛り合わせ、パテの盛り合わせ、メインデッシュにホロホロ鳥のローストをオーダー。
うさぎのパテをお初に食いましたが、これがまた美味!クセも臭みもない上品な味わいで、赤ワインとの相性がバッチグゥでした。
お値段もリーズナブルな、京都のフランスの家庭料理。なかなかオツなものでございました。
Yoshio
PS. お客様との会食の手前、食べ物の写真は撮りませんでした。
老後は日本?それともアメリカか?
老後は日本?それともアメリカか?この年になると「終の棲家(ついのすみか)は日本で・・」と、母国日本に引き揚げた人、または引き揚げ計画を進めている友人知人が多くなりました。その理由の大半は医療費を含めたアメリカと日本の(老後の)リビング・コスト(living cost)の差にあるようです。
アメリカの医療費と比較したら、日本の医療費は限りなくタダ(無料)に近いように思えます。日本の医療ドラマのように、著名な外科医に執刀してもらうには「お饅頭(?)」が必要になるかも知れませんが、それにつけてもリーズナブルな気がいたします。
65才から医療費(メディケア)の80%をアメリカ政府のお世話になったとしても、残りの20%は自己負担。しかもメディケアには様々な制約があるようで・・、老人医療の安心度数は日本に軍配がありと思われます。
子どもたちが巣立った後の持ち家(一軒家)での南カリフォルニアの夫婦二人暮らしは、住宅ローンが完済していたとしても、それなりに維持費がかかります。昨今のカリフォルニアの住宅価格の高騰で、1ベットルームのコンドにダウンサイジングするのも儘になりません。
僕の周りで終の棲家(ついのすみか)を日本に決めた人たちの大半は、首都圏から離れた長閑な地方都市に住まわれています。数百万円で古い家を買ってリフォームした人もいれば、月700ドル以下の賃貸物件に住まわれている人もいます。海が好きな人は海辺の町、ゴルフ好きな人はゴルフ場に近い所に住み、スキーが趣味の人はゲレンデに近い山の麓に住んで人生の玄冬を謳歌しています。
終の棲家(ついのすみか)は、やっぱりアメリカ・・
昨年11月にほぼ一ヶ月、そして年明けに2週間ほど日本に滞在していたせいか、自分も終の棲家(ついのすみか)は日本てか・・?と、脳裏を過ぎったりもしました。
人それぞれの価値観の違い、日米の生活環境には一長一短はあるかと思いますが、やはり自分はここ南カリフォルニアに骨を埋めるつもりです。アメリカに帰化し、こちらにはファミリーの墓もあり、子どももアメリカ生まれの日系二世。
カリフォルニアでの老後の生活は一抹の不安を覚えますが、健康長寿をキリスト様に祈りつつ・・、生涯現役でいられたら良いなと思います。そして、年に一度、外国人旅行者として訪日するのを楽しみに老後を過ごしたいと思います。
Yoshio
YoshioMaki.com/