John Wick
久しぶりのキアヌ・リーブス主演映画は、数週間前に観たデン蔵さん(デンゼル・ワシントン)主演の“The Equalizer"よりも出血大サービスな"リベンジ(復讐)ハードボイルド作品でした。
アメリカ合衆国ってとこは、祖国日本と違い、公の場でのケンカや小競り合いなど、暴力行為の現場に遭遇することが少ないような気がいたします。
それは、スマホ感覚で拳銃を(車に)携帯している輩が多いので、相手を間違えると大変な事態に発展する可能性があるからだと思います。
お父ちゃんが組織犯罪集団の親分ってのを良いことに、ちょっと調子こいたバカ息子が、一見、ひ弱で、ケンカが弱そうな主人公(John Wick:元殺し屋)にちょっかい出したのが運の尽き・・
その結末は、懐かしの昭和の名作漫画『魔太郎がくる!!』(藤子不二雄Ⓐ)の決め台詞「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」てな感じで、主人公の狂気的な復讐の修羅場が銀幕上に繰り広げられます。
モバゲーのような非現実的なアクションシーンが食傷気味でしたが、主人公が利用する「殺し屋業界」御用達ホテルのクラークや、そこを根城にしている裏社会の業界人たちのプロフェッショナリティーには脱帽でございました。
Yoshio