Aちゃんのウエディング
去る週末、Pasadenaの"armory center for the ARTS"でお隣りのマダムの一人娘のAちゃんの結婚式が執り行われました。
ファミリーと友人有志でプロデュースしたAちゃんの「手作りウエディング」はほのぼのと心にしみたセレモニーとバンケットでした。
結婚式は午後7時からでしたが、午前中から会場のディスプレイ開始。照明、PA、テーブルセット、飲み物はすべて持ち寄りで、食事はミドルイースタン料理のケータリングです。
テーブルの上には白くペイントをしたワインボトルの手作り花瓶、その周りに折り紙の鶴が置かれます。
午後7時ギャラリーには沢山の人が集まりました。
数ヶ月前からファミリーと友だちが織ったこの千羽鶴の前で結婚の誓いをします。
Aちゃんはクリスチャン、婿殿はコテコテの無神論者(Atheist)、司式は牧師様ではなく、Aちゃんの友人が媒酌人/誓約の証人でした。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
上のような世間一般の「はい。誓います」的な誓約ではなくて、新郎新婦がお互いに結婚前(恋愛期)にしてしまった謝るべき事を告白、相手に対する感謝の思いを伝え、そして結婚後「(自分は)こゆう妻、こゆう夫を目指して、あなたを愛します」てな具体的な、心からの誓いが交わされ、会衆一同、涙、涙・・
二人の誓約の後、NCM2 CHOIRが賛美歌「いつくしみふかき」を歌い、指輪の交換。そして、喜びの熱い抱擁〜!御目出度うございます!!
バンケットではピアニスト/作・編曲家の⬆ 花嫁の父のピアノ演奏で、会衆一同はまた涙・・。Aちゃんが赤ちゃんの頃、ぐずった時に、父ちゃんがこの曲を弾くとピタッと泣き止んだ、想い出のバラード・・
そして宴もたけなわ、バンケットルームはしっかり「くらぶ」と化し、ぶんちゃか、ぶんちゃか、祝いのダンスが午前零時まで続いたのでした。
Aちゃん、婿殿!結婚おめでとうございます!!
(a.k.a. 隣りのロスのおっさん)