「初心忘れるべからず」本当の意味は、老後の初心を忘るべからず

08/17/2020カリフォルニア・ライフ

「初心」とは「始めた頃の気持ちや志」すなわち「初志」ではなく、「芸の未熟さ」、つまり「初心者の頃のみっともなさ」が本当の意味なのです! ・・・・中略・・・・ 「老後の初心を忘るべからず」、老後にさえふさわしい芸を学ぶ初心があり、それを忘れずに限りない芸の向上を目指すべしと説いています。【 [初心忘れるべからず」の本当の意味が深い】

今年から始めたボイスオーバー(voice-over)や吹き替えの仕事。今週は某アメリカ人実業家のスピーチ(実写)の日本語版の吹き替え収録をやってます。すいか(家内)に原文のスクリプトの長さや言い回しを変えて調節してもらったり・・・センテンス毎のリップシンク(Lip-Synching)に一苦労です。

で、この度のプロジェクトは予定よりもスタジオ時間を16時間もオーバーして完パケ。最終的にクライアント様からダメだしを頂戴するかも知れませんが、現場ではクビになることなく、エンジニアも、Pも最後まで忍耐をもって接してくれました・・・感謝!

若い時分の恥はもとより、初老の芸の初心を忘るべからずを肝に銘じ、今週も新たな挑戦をしてゆきたいと思います

08/17/2020カリフォルニア・ライフ

Posted by Yoshio Maki