ウインド・リバー(Wind River)

今週は胆汁質気質系の役(?)で定評のある、ジェレミー・レナー主演作品「ウインド・リバー(Wind River)」を観てきました。

厳寒のワイオミング州ウィンド・リバー保留地の中で繰り広げられる、ネイティブ‐アメリカン(Native American)と、ホワイトトラッシュ(White Trash)のせめぎ合いのセチュエーションが、2009年に観た映画「フローズン・リバー」を彷彿しました。

高い失業率とアルコール依存症率、常習犯罪者となり刑務所とインディアン保留地の生活を繰り返す若者、かたや努力して大学を卒業し、保留地外に出て暮らすことを夢見るネイティブ‐アメリカンの若者たち・・・。

インディアン保留地に居留し、インディアンを蔑む白人たちと、FWS(アメリカ合衆国魚類野生生物局)の白人職員、コリー・ランバートの(ジェレミー・レナー)、そして白人の女性FBI捜査官の対照的な人間模様が、はじめちょろちょろ中ぱっぱ的なストーリー展開で、じわじわ〜っと解明される殺人事件の全容・・、とても上質なサスペンス・スリラーでした。

劇中、ネイティブ‐アメリカンのティーンエイジャー、ナタリーと、インディアン保留地で仕事をしている元海兵隊員のボーイフレンド(白人)の寝物語で、そのボーイフレンドが、冬でもオレンジの木に実が生っている暖かい南カリフォルニアのオーハイ(Ojay)の事を少女に話します。

わが家からオーハイはクルマで約1時間ちょっと。モノトーン、厳寒、静寂、雪に閉ざされた厳しい自然の中で暮らすナタリーにとって、カリフォルニアは「おとぎの国」のように思えたのでしょう。久々のジェレミー・レナーの名演、カッコよかったです。

【余談】 全席リクライニング・シートの映画館

ウインド・リバー(Wind River)は、うちの近所にあるAMCシアターで観てきました。この銀幕は全席リクライニング・シートの映画館で、最新!ハリウッド封切り(死語の世界)作品を、ほぼ90%寝そべって鑑賞出来ます。

この映画館のメンバー(無料)になると、毎週火曜日のマチネは、お値打ちの6ドルぽっきり。祖国・日本ではプレミアラグジュアリーシートと呼んでいるらしく鑑賞料金+3000円と、値段もプレミアムのようで、銀幕の都ハリウッド在住の映画オタには誠にありがたい事でございます。

AMC Fallbrook 7
6731 Fallbrook Ave, West Hills, CA 91307
tel. (818) 340-8810

Yoshio

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