『シェイプ・オブ・ウォーター』(The Shape of Water)

今年のオスカー4冠に輝いた、半魚人(男性)と、人間女性の恋愛ファンタジー作品「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきました。

主人公のイライザは会話が不自由な清楚な女性。そして、イライザの職場(アメリカ政府の研究施設)の清掃員の相棒、ゼルダはアフリカ系アメリカ人の女性。

イライザの住むアパートの隣りのおじさんはLGBTの芸術家。そして、得体の知れない半魚人・・。

銀幕上の主な登場人物はすべてマイノリティーってのは、メキシコ系移民のギレルモ・デル・トロ監督ならではの思惑なのでしょうか?

上司(ホイト将軍)の司令に従い、自身の職務をまっとうしただけなのに、半魚人に殺されてしまう研究施設の所長が可哀想だったし・・、

半魚人を救おうとした科学者の悲しい性(さが)が、命とりとなってしまったロシアのスパイの末路も哀れで・・、

半魚人+マイノリティー諸氏と研究施設の所長の勧善懲悪なストーリー展開と、人間模様が単純明解過ぎで一抹の物足りなさも感じました。

が・・、銀幕上の人間の性描写とは対照的な、半魚人と主人公の女性との性描写が美しく表現されていました。(日本ではR18+指定のようです)

半魚人がお隣りの芸術家おじさんのハゲ頭をぽんぽんして、翌日おじさんの頭に毛が生えてきたシーンにいたく感動。自分も半魚人の友だちが欲しいと思った次第でございます(笑)。

エンドロールを観ながら、嗚呼!マッチョな半魚人くんとイライザちゃんの行く末はどうなってしまうのだうか・・?竜宮城のようなところで、2人は幸せな家庭を築いて行くのだろうか・・? 

女の赤ちゃんが出来たら、リトル・マーメイドってか・・。とか、おっさんのゲス(guess)な想像力を掻き立てる結末でございました。

Yoshio

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