SARD(突発性後天性網膜変性症)とERG(網膜電図)

04/12/2019アメリカ, 犬の病気

オレオが失明しました。

先週、物置の片付けをしていた時、オレオ(黒ラブ:老犬)の様子が変でした。ゴミ袋につまずいたり、散歩の時も、いつもなら対抗意識を燃やして吠えまくっている、ご近所のネコやわんこたちにも無反応だったり・・

失明の原因は膵炎から合併症なのか、薬の副作用なのか、オレオの主治獣医も原因が判らないとのこと・・光の明暗と物の識別はもう完全に出来ないようです。

裏庭のドアー、水やごはんの入れ物の場所も判らなくなったので、水もドッグフードも僕の手のひらから食べさせています。臭覚だけを頼りに、おどおどと行動しているオレオは、なんとも不憫でなりません。

で、オレオの主治医から紹介された犬の眼科医にアポを取りました。少しでもオレオの視力が回復してくれることを祈るばかりです。


SARD(突発性後天性網膜変性症)とERG(網膜電図)の検査

昨日は主治獣医の紹介で、わが家から30分ほどのカマリロにあるThe Animal Eye Clinicにオレオを診てもらって来ました。Dr.Jeannette da Silva Curielは、白人の女性獣医さんでした。(眼科医だからでしょうか、くりっとしたまん丸の目で、僕の眼をまじまじと見ながら話されます)

今までのデータと初診でオレオはSARD(突発性後天性網膜変性症)の疑いありとの診断され、ERG(網膜電図)検査を勧められました。

検査は順番待ちだったので、すいか(家内)と近くの知り合いの日本食レストランでランチをしながら待つ事に・・。

ERGの検査結果でSARDと診断された場合、流石のDr.Jeannetteでも、なす術はないと断言されてしまい意気消沈な・・昼ごはんでございました。

クリニックに戻り、オレオのERGの検査結果を見ながらドクターが「オレオはパイロットになれるぐらい視力が良いのよ」と言われました。(見えてた時は・・ですけどね)

オレオはSARDではありませんでした。

SARDだと治療は出来ないとのことでしたが、そうでない場合、今度は選択肢がたくさん出てきました。払える医療費にも限りがあるものの、こんな感じで見つめられちゃうと、なんとか出来る限りの事をしてやりたいと・・・


ERG検査で、SARDではなかったオレオの眼ににステロイド薬治療

ドクターからはMRIなど、精密検査を勧められていましたが、それらの検査に関わる費用が相当な額になり二の足を踏んでいました。最終的にこれ以上の検査はせず、諸々の副作用のリスクを理解した上で、オレオにステロイド薬治療を開始しました。

初めの3日はほとんど変化が見られなかったのですが、4日が経過した昨日、瞳孔の大きさがやや小さくなったようなのです。
そして、1m位離れた所で人が動くと少し顔が動くようになって、今朝は自分でボール(ドッグフードの器)を見つけてご飯を食べました。 少しずつ、良くなってると確信しています。

オレオは、目が見えない状態にやや慣れてきて、自分から家の中を徘徊して場所を確認してる様子。 椅子の上にかけてあったコートの匂いをかいでしっぽを振ってちょこんとお座りしています。

そこには誰もいないの、服だけよ。見えるようになるといいな、少しでもいいから...。


夜の散歩は明るい方へ、明るい方へと歩きます。


ステロイド投薬の効果でほんの少しだけ物が識別できるようになったオレオ。夕べは久しぶりに家のまわりを散歩しました。

失明して間もない頃の恐怖心もなくなったようで、歩いている時はオレオの顔がつねに僕の脚に触れていれば安心しています。暗い夜道、街灯の少ないロス北西部に住む盲目の黒ラブは、明るい方へ、明るい方へと歩きます。

PS. オレオの目医者さん、 「薬局に電話をして注文してありますので、薬のリフィルを明日取りに行ってください。」って。CVSファーマシーって、動物の薬も扱うのか、知らなかった。

犬じゃない人はそうはいかないのよ

夕べのオレオの起床時間は、朝3時15分、4時半、6時。 6時15分からまた睡眠時間。あのね、君はほえるのと眠るのが仕事だからいいけど、犬じゃない人はそうはいかないのよ。今晩は寝かしてくらさいよ~。

日本の皆さん、風邪や風で大変そうですが、体にはじゅうぶん気をつけてください。ごはんもしっかり食べて、抵抗力をつけましょう。

そして時々一緒に泣いてしまう

いつもの半分だけ水泳をした。プールにだれもいなかったのでクロールの練習をしていたらジムの二階の窓から運動を中断してじっと見ている人がいた。おぼれているのでは?と思ったに違いない。

昨晩はなぜかオレオが一度も夜中に起こしに来なかったので、自分のペースで眠ることができた。 今晩もたのみますね。

Biggest Loserの夢を見ながらお風呂でしばらく寝ていた。この番組おもしろいんです。そして時々一緒に泣いてしまう。

オレオは何故か昨夜もおとなしかった。 20年前、誰かが使っていたお古のベビーお布団と毛布をかけてあげたからでしょうか。猫のようにグルグル言って寝ていた。

04/12/2019アメリカ, 犬の病気

Posted by Yoshio J. Maki