テレワークは「コロナ禍の功名」

06/05/2020アメリカン・ライフ

ジョージ・フロイドさん死亡・抗議デモによる(ロサンゼルスの)戒厳令は、昨日から午後10時から翌朝6時までとなりました。

数日前までの略奪や破壊行為、本末転倒な「富裕層を倒せ!」のシュプレヒコールも聞こえた抗議デモも、平静を見せはじめています。

ロサンゼルス市内で日本食レストランを営む旧友の店舗は、暴徒の破壊行為の難を逃れたとの知らせを受け安堵。しかしながら、両隣りの店舗は被害を受けたとの事・・。

人々が冷静を取り戻して、ピースフルになったのは誠に喜ばしいのですが、TVニュースなどに映る、コロナそっちのけの警官とデモ参加者とのハグ(濃厚接触)や、マスクなしの唾液飛翔しまくりシュプレヒコールは、ソーシャル・ディスタンスのガイドラインを完全に逸脱しているように思えます。

このデモによるクラスターとパンデミック第2波を医師たちが警告していますが、今後、感染者数や死者数が増加しないことを切に祈るばかりです。

テレワークは「コロナ禍の功名」

上は、僕の仕事場(自宅スタジオ)の窓景です。

日本と違って四季折々の色彩の変化はありませんが、ほぼ毎日、Macのディスプレーの向こうには穏やかな南カリフォルニアの陽射しが広がっています。

時折り、ハチドリが窓越しに空中停止飛行、スズメが窓に体当たりしてきたり、午後になるとリスが木登りで右往左往・・。そして、夕暮れ時は茜色に染まります。

トーランスのオフィスを引き払って、仕事の拠点を自宅とパサデナのスタジオに移してから10年になろうとしています。

なので、テレワークのインフラはコロナ禍以前から整っていました(汗)。

築63年のオンボロわが家は、33年前に世界的に有名なドラマー/パーカッショニスト、アレックス・アクーニャ氏から買いました。

下の足形の画像は、その当時の古い物置を取り壊した後のコンクリート土台の上にありました。1981年ってあったので、このお嬢さんはもう立派なお母さんになっていることでしょう。

息子が生まれた頃の自分は、仕事、仕事、仕事、そして接待に明け暮れて、家族を顧みないどーしょうもない悪親父でした。なので、わが家には親父と息子の写真や想い出の品が極端に少ないのです。

そして先日、物置の掃除をしていたら息子が幼稚園、小中学校の頃の玩具、文房具、絵、ビデオゲーム、宿題、テストの答案用紙、写真などが沢山出てきました。

それを見ながら 「あんときもう少し遊んでやれば良かったなぁ」と後悔・・・ うちの息子は神様とカミさん、そしてチャーチの日系1世の先輩に育てて頂いたようなものでございます。

この3ヶ月余、未だテレーワークを続けている息子との会話や食事を共にする時間がとても多くなりました。コロナの功名とでも申しましょうか、息子との失われた時間を少しずつ取り戻せているような気がいたします。

聞いたふうな事を言ってしまうと・・、結局のところ、人生は金儲けではなく、家族や自分に関わるすべての人とどれだけ沢山の優しい思い出を儲けたか・・、なんてことを思い知った次第です。


06/05/2020アメリカン・ライフ

Posted by Yoshio J. Maki