【アメリカ】オンライン診療による健康診断

05/17/2020アメリカの医療, アメリカン・ライフ

2020年の健康診断は、主治医とオンライン診療(遠隔診療)によって行われました。

ドクターから聴診器をあたられた時の胸と背中に感じる冷たい感触や、前立腺の直腸内触診(ドクターが肛門から指を入れて前立腺の大きさや硬さを確かめる)の不快感もなく、今の健康状態を訊かれただけ、ほんの10分ほどであっけなく終わりました。

血液検査、尿検査などの諸々の検査は、ドクターが指定したラボ(Laboratory)に行かなけれなならないのですが、ドクターは、「今後のコロナ・パンデミックの様子を見つつ、6ヶ月以内に血液などの検体検査をうけるように・・」との事。(ドクターの指示に従い、コロナがもう少し落ち着いてから諸々の検査のアポを取ろうと思います)

AC(コロナ後)不要不急の病気はオンライン診療が主流になる兆し

数年前のこと、仕事で日本に行く数日前に持病の喘息が発症、主治医のアポを取る時間がなかったし、ERに行くほどでもなかったので、下の遠隔医療サービス(Teladoc)を利用したことがあります。

上のサイトからオンライン診療のアポを取ったら、数時間後にはドクターと Skypeで話すことが出来て、とりあえず喘息発作の薬を処方してくれ、自分の保険も適用され、とても助かりました。

ソーシャル・ディスタンスが当たり前となった今、コロナ感染にしろ、諸々の病気にしろ、重篤な症状でないいわゆる「不要不急の病気」は、今後(AC)外来診療から、オンライン診療が主流になるように思われます。

幸いここアメリカはもう何年も前から、医療クラウドサービスのインフラが整っていたので、診察履歴はもとより、レントゲン、MRI、血液などの検体検査の記録が、堅牢なセキュリティのクラウド環境にアクセスして、自分のデータを確認することが習慣となっていました。

以前は、診察時にドクターが、僕(患者)よりも、パソコン画面を見ている方が多いようで、「人間味のない、冷たい医者だ・・」などと多少の不快感を覚えた事もありましたが、今となっては、このドクターはリアルタイムで医療クラウドに僕の電子カルテをアップしているのだ・・、とのポジティブな認識に変わっています。

今後は、ウェアラブル端末(スマートウォッチ)と、主治医の医療クラウドサービスとの連携がますます密になると思われます。自分が意識不明で倒れたとしても、スマートウォッチと医療クラウドのデータを、ERのドクターが把握することが出来る時代がもうすぐそこに来ているようです。

ERのお世話になる状況でない限り、オンライン診療が主流になり、果ては世界に点在する名外科医による遠隔手術を受けることが可能な時代になるのもそんなに遠いことではないように気がしています。

薬局(CVS)が、処方箋薬を無料宅配

先月から、ここ南カリフォルニアの薬局(CVS)では、処方箋薬の無料で宅配をしてくれるようになりました。

CVSのWebサイトにアクセスして処方箋薬をオーダーし、出来上がるとスマホに薬局からテキストが送信されてくるのですが、その時に「宅配して欲しいか?」のオプションも表示されますので、宅配希望と返信すると翌日に無料で届けてくれます。

ついでに必要な物(ティッシュペーパー、のど飴、etc..)をオンラインの買い物かごに入れると、それも一緒に配達してくれるのでとても便利です。

コロナ禍以来、政府、社会保障、医療、公共機関、移民局、etc.. アメリカのITおよびクラウド・インフラストラクチャの恩恵を、毎日の生活でひしひしと感じている次第です。