老犬介護〜 黒ラブ・オレオの闘病記

04/12/2019アメリカの医療,カリフォルニア・ライフ,犬の病気

オレオが大変だ〜!

朝起きたら、オレオ(黒ラブ:老犬・雄)が寝ているランドリールームからキッチンまでたくさんの血痕がありました。夕べから様子が変だったオレオが吐血していたのです。血便もあり、上から下から・・出血。

それを知った家中が大騒ぎになり、主治獣医のDr.Kimに電話。午後5時なら診てくれるとのことで、本日のアポもすべてキャンセルして病院へ。ひととおり診察して頂き、血液検査をして即ラボへまわしてくれました。

ワンコの採血てぇのは人間のように注射器でチューっと出来るのですが、採尿、採便はワンコの場合、看護婦さんに「はい。ではこのカップに尿を、ここにぅんちをこれくらい・・」と言われても、ワンコが自分で検査カップに上手にぅんち、ぉしっこを入れられるものではありません。

てなわけで、飼い主であるこの不肖Yoshio、明朝までに、オレオから採尿、採便し、ぅんち/ぉしっこを持参しなければなりません。いつのまにかオレオは当年とって12歳の老犬になってしまいました。

シリアスな病気でないことが家族の祈りです。

Yoshio


オレオの入院


夕べは何度もオレオに起こされました。いつものように裏庭にぉしっこに行く様子もなく、ただ呆然と立ちつくした朦朧犬のようでした。

朝6時に起床、オレオの採尿を試みました。家の前には、散歩の時にオレオが決まってぉしっこをする、百日紅の木があります。そこに行って、奴がぉしっこをするや否や青いプラスチックのバケツをオレオのチンチンにあてがうのですが、その瞬間、ぉしっこは急停止してしまいます。

つぎの電信柱、人のお家の壁、パームツリー、いつものぉしっこルーティンの個所で何度も、採尿を試みるのですが、その度に、ぉしっこは止まってしまいます。で、一滴の尿も採れずに、結果は失敗に終わりました。ワンコの採尿は至難の業でございました。

午前10時、ドクターから電話で昨日の血液検査の結果を知らされました。膵炎の疑いがあるので、4〜5日の入院が必要だとの事。

午前11時、オフィスからオレオを迎えに帰宅。オレオはまた吐血していました。病院に到着し、ドクターから諸々の説明をされた後、オレオのことをお願いしてきました。

アメリカの医療は最先端だと思います。ワンコの医療も最先端だと思います。高額な医療費も最先端のようで、オレオの入院はこのクリスマスの時期、わが家の家計に結構大変な影響を及ぼしそうです。でも、なんとしてでも家族を守りたいです。

すべてのアメリカ動物市民にも獣医療保険を!  オバマ大統領/米国民主党政権に、ワンコの医療費改革もお願いしたい思いでございます。

Yoshio


オレオが退院


先週の金曜日から膵炎で入院治療中だった、うちのオレオ(黒ラブ雑種:雄12歳)が退院いたしました。この6日間は点滴のみの飲まず食わずだったのようで奴の顔は♬痩せて、やつれた〜♩、くちなしの花・・でした。 足の包帯が痛々しいのですが、鼻が乾いてなかったので一安心。

ドクターが「ダイエット(食事)と運動の習慣がオレオのこれからの人生の長さを決めます」と言っていました。そのお言葉、この自分にも語られているような思いがいたします。

何はともあれ、わが家にとって今年の一番のクリスマスプレゼントはオレオが無事に退院してくれたことです。皆様のお祈りに心から感謝いたします!おじぎ45度。

オレオが集中治療室(ER)に・・・

オレオが夜中に具合が悪くなって、救急病院に連れて行った。帰ってきたら朝の3時半。癲癇のような症状が5分おきに2回ありました。

怖かったけど、医者に電話してるうちに少しおさまった、あれから集中治療室(ER)に入れられています。今日仕事の帰りに行って、これからどうするか相談することになっています。

帰り病院に寄って今家に着いた所。帰りたくなるとかわいそうだから会わなかったけどオレオはたぶん明日退院できるそうです。今からご飯食べてるよ。その後は眠くなりそうだな、今朝2時間しか寝てないから。

翌日、オレオは家に戻りました。落ち着かずうろうろして、自分の布団にいっては遠吠えみたいに泣いています。腰が痛いようだと聞いてたから、激痛でもあったらかわいそうと思って、医者に電話しました。

「多分、混乱しているだけ、仮に後で痛み止めが要るとなっても、今はこれ以上薬ははあげたくない。」 だそうです。

あれ、今見に行ったら、オレオ寝てた。疲れたんだね。目が見えない分、自分がどこに居て、誰が自分に何をしようとして、
今どうなっちゃってるのか把握するのは大変だろうなー。じゃー。かまわずにおきましょう。

お隣りのマダムがさっきまでお見舞いに来てくれました。薬局にオレオの薬を取りに行ってくれたり、食器洗い、床掃除までしてくれて、今帰った所。自分の犬を亡くして以来、オレオの事を我が子のように心配してくれます。ありがとう。

今日は教会仲間の若者が集まって、公園でバレンタイン・ピクニック。夕べ寝てないとは言え、約束だったからカップケーキを48個焼きました。1ダースは我が家に残し、フロースティングとスプリンクルを手伝ってもらって無事終了。家中が甘い匂いになりました。

すいか


オレオの衰弱にびっくり


無事日本からロスに戻りました。家に戻り、ひさびさに会ったオレオの衰弱にびっくり。食欲はないし、食べても吐くか下痢、そしてちびります。

ステロイド薬の効果も一時的だったようで、今では完全に盲目となりました。あちこちにぶつかりながら夜な夜な、家中を徘徊している姿は見るに忍びありません。

祖国日本で放蕩中、オレオは完全に夜行性になってしまい夜の介護をすいか(家内)と息子がやっていました。(お疲れ様でした)

この2週間、昼は仕事、夜は介護、すいかさんは万年寝不足で憔悴気味・・不肖Yoshioの帰米後は、家族3人で24/7の介護態勢をしいていますが、時差ボケ放蕩親父は真夜中のシフトになりました。

わんこ用のおむつをして、ソファで寝入っているオレオ・・かわいいです。

Yoshio