Foxcatcher | フォックスキャッチャー コメディ系の役柄から180度変身!スティーブ・カレル

03/15/2019映画

Foxcatcher

超ハイソな家柄、名声、財力はしこたま持っているが、腹心の友が一人もいないデュポン(Du Pont)財閥の御曹司、ジョン・デュポン(スティーブ・カレル)。

その銀幕上の”裸の王様的描写”は自分の知らない上流社会に対する妄想の翼を広げさせてくれたのですが・・

いやはや、この物語の結末は知っていたものの、なんとも後味の悪い作品でした。

主人公のオリンピック・ゴールドメダリストのレスリング選手、マーク・シュルツ(チャニング・テイタム)も、♪思いこんだら 試練の道を・・、てな、

“行け行け、飛雄馬的”な猪突猛進型で、自分がどれだけ実の兄のデイヴ・シュルツ(コーチ)から愛されているか?ってのがまったく理解出来ない、俗に言う「面倒くさい奴」でした。

権力とか、財力とか、名声のみをアイデンティティー(Identity)にして世間様からチヤホヤされて生きてる輩が、その存在を無視されちゃった時に受ける精神的ダメージが、どれだけ凄まじいかってのを如実に教えてくれた作品でもありました。

古今東西、芸術家とパトロン、スポーツ選手とタニマチ、芸能人と・・。

お金だけ出して、口も、手も(?)出さないパトロネージュってのはそうそう存在しないのでございましょうか?・・

これまでのコメディ系の役柄とは180度の変身でジョン・デュポン役を演じた名優スティーブ・カレルの演技が最高でした。

このFOXCATCHER(フォックスキャッチャー)、祖国日本では2月14日(土)から公開のようです。

FOXCATCHER | フォックスキャッチャー
http://www.foxcatcher-movie.jp/

Yoshio


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Posted by Yoshio J. Maki