メモリアルデーに想う〜本当に平和を通すということ・・

メモリアルデー・ウィークエンドは穏やかなお日和。この週末はNCM2+チャーチのクワイヤでユダヤ系アメリカ人の高齢者ホームを慰問。そこに居られたご高齢の退役軍人の皆様に感謝と敬意を払い”God Bless the U.S.A.”を歌いました。

で、今朝はチャーチの礼拝で兵役中に亡くなったアメリカ合衆国の老若男女を追悼。第一次世界大戦の後のすべての戦争、軍事行動で亡くなられた兵隊さんとそのファミリーにたくさんの祈りが捧げられました。

22才の時に永住権を取得したのですが、その頃はまだ徴兵台帳への登録義務がありました。あの頃はいつも心の片隅に「もしも戦争があったら・・、僕は戦地に行かなければならないのか・・」なんて思いはありました。(湾岸戦争の時は、兵役を心配して日本に引揚げた知人もいました)

アメリカ合衆国に帰化し市民になった時は「有事の際は武器を持ってアメリカ合衆国のために戦う」の忠誠を誓いました。在米42年、この地で生かされた時(時代)の中で、僕は戦地に行くこともなく、未だ直接的な戦争体験はしていません。

メモリアルデーの明日はオックスナードへ両親の墓参りに行くのですが・・、そこに眠っている戦没軍人の皆様への感謝の祈りを捧げて参ります。

本当に平和を通すということ・・

本当に平和を通すということは、相手に攻撃されたら無抵抗で殺されていく決意をすることなのである。自分がしなければ相手も自分に悪をしないだろうという前提のもとに唱える平和論など子供だましである。なぜなら、人間の中には「ばか」「あっちへ行け」「死んじまえ」の、三つの情熱が生理として組 みこまれているからである。本当の平和を言うなら、無抵抗で、しかも死ぬ覚悟をはっきり子供たちにも教えねばならないだろう。曾野綾子「愛と許しを知る人びと」

「テロリストとは一切交渉しない」のが原則のアメリカ合衆国政府。だからアメリカのパスポートを所持して海外旅行をする自分にもそれなりの覚悟が必要です。

アメリカ領内でハイジャックテロに遭ったら、アメリカ空軍はその旅客機を撃墜するであろうし、拉致されても身代金の支払いはされず、世界最強の米軍特殊部隊の強行突破でテロリストとともに殺されるであろうことも・・。

上の曾野綾子さんのお言葉のように”「ばか」「あっちへ行け」「死んじまえ」” 、人間の中の三つの情熱が生理として世界中で蔓延している昨今。アメリカ市民として、またキリスト者として生きることと、本当に平和を通すということの厳しさを、今年もこのメモリアルデーの日に再認識した次第。

Yoshio

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