House of The Chigae
先週からわが家に滞在しているNCM2の韓国のメンバー、ジュンちゃんの師匠、ジャン先生が韓国の舞踏団ご一行様の団長として、ロサンゼルスに来られたので、コリアンタウンまで会いに行ってきました。で、皆様と"House of The Chigae"でランチをご一緒しました。
ハウス・オブ・ザ・チゲ(House of The Chigae)の看板を見て「こりゃ、絶対旨いにチゲェねぇ〜!」と心中でおやぢギャグをつぶやきつつ入店・・。
韓国語しか話されないご一行様とのコミュニケーションの手段は、ジュンちゃんの(つたない)日本語通訳のみ。なので、只々笑顔の異邦人となって神妙に料理が運ばれるのを待っていました。
で、キムチ、チジミ、ナムルなどの小鉢物と一緒にテーブルに登場したアルミのごはんの器。過ぎ去りし昭和40年代の東京下町の小学校の給食を思い出してしまいました。
そして、豚チゲ鍋が運ばれて着火。それなりに煮えているにも関わらず、この時点でどなたも箸をつける人はいません。なので、皆様のハングルの歓談音をBGMに、じっと豚チゲ鍋の動向を見つめていました。
グツグツ、グツグツと湯気が立ちこめた頃にウエイトレスさんが、ほぼ原形をとどめた白菜をハサミでチョキチョキ。(皆様が手をつけなかったのを納得)
グツグツ、グツグツ、グツグツぐらいに煮えてきたら、今度は豚バラ肉もチョキチョキ。
で、ぢゃ〜ん、出来上がり。この時点では最初の辛そうな赤色が消えて、お鍋はオレンジ色になっていました。そして皆様の会話は止み、あたりはサイレントモード。 スープを啜る音、アルミの器とスプーンの重なる音が店内に木霊していました。
一口食った瞬間、「超辛だったらどうしよう?!」の思い煩いも消え失せ、それなりの辛さ、酸味も良い塩梅でした。こんなに濃くのある美味しいチゲ鍋を食ったのはお初でございました。
ごちそうさまでした。
House of The Chigae
3077 W 8th St, Los Angeles, CA 90005
Phone:(213) 388-8681
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